ブートデバイスの選択およびコンソールの切替 (DIPSW 設定)

MA-E3xxには、

を設定するための、4極DIPSWがついています。下図の “CONFIG” のシルクの下にあります。

左から 1,2,3,4 となっており、下側に倒すと “ON”、上側に倒すと “OFF” となります。
それぞれの組み合わせにより、下記の設定となります。

DIPSW 設定
1 2 3 4 ブートデバイス ブートモード(rootfs選択) Filesystem コンソール
OFF OFF - OFF SPI Flashブート NAND Flash(切り戻し有)1) squashfs -
ON OFF - OFF NAND Flash(切り戻し無) squashfs -
OFF ON - OFF USB (/dev/sda1)2) ext4 -
ON ON - OFF bootloader menu - -
- - - ON MMCブート - - -
OFF ON - ON SDカード(/dev/mmcblk0p2)3) ext4 -
- - OFF - - - - RJ-45 (CONSOLE)
- - ON - - - - DSUB-9 (PORT0)
1)
WatchDogTimerにより起動を監視し、起動しなかった場合、別の面のファームウェアで起動します
2)
v2.1.7 まで、間違えて SDカード (/dev/mmcblk0p2) になっています。
3)
第一パーティション(/dev/mmcblk0p1)は bootloader を配置するため、FAT16 になります。